五人目のチャートは前回と同じく管理人が今週末開催するPartyに出演してくれるかつ長年の腐れ縁な友達KAMEKAWA氏が登場!”プログレッシブハウス伝道師”を自任する彼らしい愛溢れるセレクション、ぜひご注目ください!!(プログレ以外も有り〼)
パッと思い浮かんだ、ここ数年の心に残った曲
1. Nick Warren – Loveland – The Soundgarden
毎年Hernan Cattaneo & Nick Warrenで最終日のトリを飾っているオランダはアムステルダムのフェス’Loveland’から取ったであろうタイトル曲。先日出たニックウォーレンキャリア初のソロアーティストアルバムの一曲目。彼らしく、メロディアスで叙情的で美しい一曲。
subSineという電子音楽学校を卒業したUKのKit Lawsonという方のデビューEPから1曲(Bandcamp情報)。なんとこの方、70代女性です。衝撃です。力強いビートに、草原を舞っているかのような美しく深いプログレッシブハウス。これはエルナンもプレイするわけです。彼の忖度や贔屓目のないラジオでの選曲チョイスには脱帽します。Kit Lawron、今後も注目している1人です。
3. Tripswitch – ‘Node Module’ (Original Mix) – One Dot Six Two
One Dot Six Twoというプログレッシブハウスシーンで強く信頼されてるレーベルを主催しているTripswitchによるダークファンタジー系プログレッシブブレイクス。元々アンビエントなどダウンテンポ系を作ってた人らしく、フロア仕様というよりアーティスティックな音楽性を感じさせる一曲。ベルセルクのガッツのテーマソングにぴったりな気がします。笑
4. Tom Middleton, Sienna – ‘Yntoo’ (Extended ’92 Mix) – Anjunadeep
レジェンドTom Middletonによる最近のリリース。Global Communication期を彷彿とさせるコズミックで広がりのあるベースラインに、サブタイトルに’92とあるように90年代レイヴの空気をまとったピアノリフとブレイクビーツが重なり合う遊び心溢れる一曲。極上のトドメ系ブレイクビーツ。
5.GMJ & Matter – ’EXT 135′ (Kasey Taylor & Karl Pilbrow Remix) – Meanwhile Recordings
長年オーストラリアのProg Houseシーンを牽引し続けているKasey TaylorのVapour Recordsですが、プログレ冬の時代の2010年代にレーベル活動を停止。しかし、GMJ & Matter率いるMeanwhile Recordingsが結成した2020年に突如Vapour Recordsも活動を再開。きっとKasey Taylorよりも少し下の世代のMeanwhile周りのアーティストがVapourの復活を切望しての事でしょう。そこから今現在はMeanwhileもVapourも毎度とんでもないクオリティのリリースで、プログレッシブハウスを代表するレーベルへと復活と成長を遂げました。きっとこの5年間で信じられないドラマが彼らの間で起こっていた事でしょう。沈みかかった名船を、若者が率先して担ぎ上げる熱さ。このトラックのこのリミックスに全てが出てますね。美しく、儚く、力強い。ドラマティックな一曲です。
This Chart by
KAMEKAWA
1985年埼玉県草加市出身。感情に訴えかける美しい旋律を奏でるクラブミュージックに影響を受け2009年DJ活動を開始。渋谷を中心に様々なべニューでプレイ。アルゼンチンの雄Hernan CattaneoのDJとその姿勢を熱く信奉している。プログレッシブハウスを中心に、メロディの相互性とグルーヴの持続を意識した繊細なロングミックスには定評がある。過去にはHernan Cattaneo, Jamie Stevens, Kasey Taylor, Marsh, Jeremy Olanderなどのフロントアクトを務める。叙情性と陽気さの狭間を浮遊する彼のDJをぜひ一度体感してほしい。

最近ハマってるもの。
銭湯
入谷”白水湯“
入谷駅から徒歩5分ほど。2024年(23かも)にリニューアルオープンした銭湯で、内装も綺麗でシャワーも出が良いし、サウナは30人は入れる街銭湯の規格外のサイズだし、20分に1回オート爆風ロウリュ来るし、外気浴あるし、人も少ないし、至り尽くせりな銭湯です。ただし、女湯はサウナ無し…

ダンゴムシ
マジックポーションという全体が白くて黄色い斑点が付いてる高級ダンゴムシ(15匹ほど入って5400円で購入)をその愛嬌から興味本位で飼い始めたのですが、育て方が良いのか何なのかわかりませんが、爆増して困ってます(笑)。欲しい方いたら是非おすそ分けするので一緒に飼いましょう。

※管理人注:画像はよく似たおもちゃの画像とのこと。
ダイチャリ
借りる時はただ充電がマックスのものを借りるのではなく、サドルが締めても締まらない壊れてるものではないか、あとタイヤの空気はちゃんと入ってるか、この2点は必ず借りる前にチェックした方が良いでしょう。気兼ねなくタクシー乗れる人になりたい。

公園
東側の公園になりますが、オススメはやはり上野公園。あと少し距離はありますが、葛飾区の水元公園もメタセコイアの森が最高に心地良いです。もう少しマニアックな公園になりますと、上野桜木町にある、谷中清水町公園。ここのベンチが非常にチルいです。後は吉原にある樋口一葉記念館前の公園のベンチ。ここも最高です。


告知
直近のDJスケジュール
10/25(Sat) Exit at FS.
10/28(Tue) KAMEKAWA open to close at One’s
あとがきby管理人
KAMEKAWA氏のSNS投稿をいつも楽しく読んでいたので、サイト立ち上げを考えていた時に、お願いしたいなぁとは思っていたのですが、趣旨をわかってくれた上で想像を大幅に上回る内容で本当に嬉しく思います。笑
陶酔できる音源を聴きながらダンゴムシの文章や画像を貼り付けている時は、一体自分は何をしているんだろうか、、?という気持ちになりましたが、こういう瞬間こそ管理人の醍醐味だなと。笑
ちなみにダンゴムシのみならず爬虫類にも造詣が深いそうで、ベトナムコケガエルの飼育を画策しているとのこと。(見せてもらったらドロヘドロのカイマンそっくりのビジュアルで衝撃!)
DJを始めた頃からの付き合いでもありながら共演をする機会は長いことなかったので、本当に今週末は楽しみなのですが、その機会に併せて彼の音楽解釈と人間的な一面を電磁波に乗せてお届けしたい!という想いも叶えられて、非常に感慨深いものがあります。
しつこい様ではありますがそんなKAMEKAWA氏、milcrèmeさん、monielu.hことモニちゃん(多忙につきチャートはまたの機会)とのPartyを今週土曜に控えておりますので、皆さんのDJを身体で浴びながらのDigholicオフ会としてお越しいただけたら誠に嬉しく思います!!何卒!!

非常口
EXIT
2025.10.25(Sat)
Venue:FS.Music Salon @fs.tokyo
Door:1000yen
Open:6pm
DJ’s
milcrème
monielu.h (Salon)
KAMEKAWA (YŪ GENN)
PECORINO D (Liminal Space)



そして次回は前々回で予告していた〇〇〇くんのチャートをようやく掲載!!
ディグホリヘッズは要チェックだ!!
